お箏をフィギャーノートで

日本の楽器「お琴」の楽譜は五線譜のように統一されておらずいくつも種類があるそうですが、共通するのは「漢字」が使われている点。漢字が読めない低年齢児には難しいのだそうです。邦楽に詳しい方から「フィギャーノートはお箏の指導に適しているのではないか」という助言があり、このたびフィギャーノートに慣れている特別支援学級でのお箏体験が実現しました。

 

ご指導は箏演奏家でNPO法人邦楽指導者ネットワーク21狛江支部箏曲正音会代表でもおられる渡辺正子先生。一人1台ずつ用意して頂いた箏がプレイルーム一杯に並ぶ様は圧巻。まずはお箏の説明を受け、今日の課題曲「さくらさくら」を渡辺先生の演奏に合わせて合唱したのち、爪を付けてもらってさあお箏の前へ座りましょう。ドキドキです。実際の演奏はFacebookに動画を載せましたのでぜひごらん下さい。

 

フィギャーノートは実音の高さと長さを表しているので、児童たちはすぐに理解し、演奏できるようになりました。アシスタント役の先生方からも「フィギャーノートは障がいのあるなしにかかわらず、初心者にとても使いやすい、」と好評でした。

 

児童も終了後に「すごく楽しかった〜、またやりたい、またできますか?」「ぼく、思ったよりできた!うまくできた!」

等々、感想を伝えにきてくれました。

 

使う方のアイデアで、フィギャーノートは色々な楽器に使えそうです。