成人の吃音グループで

吃音とは、言いたいことがあっても同じ言葉を繰り返したり詰まったりして発話の滑らかさやリズミカルな流れが乱れてしまうことをいいます。

狛江市社会教育関係団体吃音サポート『ジークフリーツ』では日常生活の苦労や悩みに共感しあえたり、互いの成長を助け合う仲間づくりの場を提供しています。毎年12月の月例会ではハンドベルでクリスマスソングの演奏にチャレンジしています。

 会話が厳しい方や、初めて参加する方も、フィギャーノートを使えばすぐに演奏メンバーに加わることができます。

1本ずつベルを持ち、1枚の楽譜をみながらみんなで呼吸を合わせて楽譜をたどります。

「よけいなことを考える暇がないから頭を空っぽにして音楽に没頭できて心地よかった」という感想に、吃音の苦労、苦しみの深さを感じました。